日田祇園祭り


              ★★ 日田祇園祭り ★★

 日田祇園祭は、寛文5年(1665年)ごろからの伝統行事
で300年以上の歴史を持ち、三隈川の鵜飼いとともに大分県
日田市の夏の風物詩といわれ、毎年7月20日過ぎの土・日に
開催されています。

疫病や風水害を払い、安泰を祈念する勇壮な夏の祭り、これが
「日田祇園祭」で、昭和59年3月、大分県無形民俗文化財の
指定を受けました。又、平成8年12月20日には国の重要
無形民俗文化財指定を受けました。

日田祇園祭が今のような形になったのは、今から300年程前と言われ、
隈・豆田の両地区で本格的な曳き山が作られるようになり祭りも次第に
大きくなってきました。

現在、9基の山鉾が昼夜市内を巡行し、その優雅な姿を披露します。

日田の山鉾は、良く知られている博多山笠などとは形が異なり、むしろ
京都祇園祭の 山鉾の影響を強く受けていると言われています。
ここにも「九州の小京都ひた」を垣間見る事ができます。

また、山鉾の巡行に欠かせないのが祇園囃子で篠笛、太鼓、三味線が
奏でる音色には独特のものがあります。

毎年、祇園祭の行われる週の木曜日には、JR日田駅前に9基の山鉾が
集合する祇園  山鉾集団顔見世が行われます。

詳細については、テレホンガイド(22−8866)の 7818番にて
ファクシミリでご案内していますので、どうぞご利用ください。

祇園山鉾は隈地区では隈の八坂神社から若宮神社迄引き山巡幸が行われる。
祇園会館には祇園祭りに関する資料、山鉾の見本などが常時展示してある。