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天領日田おひなまつり
平成13年2月15日〜3月31日

BGM=うれしいひなまつり MIDI-28k

「天領日田おひなまつり」は、古い町割の残る豆田町の町並み保存運動に
協力するかたちで、旧家の一つである草野本家(県指定有形文化財)が、
昭和58年に雛人形の一般公開をはじめたのが起こりで、今では豆田地区
、隈地区を中心に市内20箇所余りで
公開しています。

おひなまつりの由来

おひなまつりの由来は、約千年前、平安時代「ひいな」の遊びから発生 したといわれ、日本独特の人形として雛人形が生まれました。 女児の健やかな成長と幸せを祈る早春の祭りとして雛人形は江戸時代中期、 町人文化の繁栄とともに大衆の間にも広がり、「ひなまつり」は日本の 伝統行事の一つとして定着していきました。 江戸時代、日田こは九州の幕府の直轄地「天領」を統括していた代官所があり、 九州の政治、文化、経済の中心地として、当時独自の華やかな町人文化が花開 きました。 当時、裕福な町人の間では、女児の誕生を祝い高価な人形などを贈り交わして おり、今でも市内の旧家には江戸から明治、大正に掛けての古い人形が数多く 残っています。