1037m
 大分県日田市
 華法窟の岩門
日田市の最高峰、岳滅鬼山へ日田市方面から登る場合、源栄町か
轟橋を渡り、中山林道を進む。林道の終点手前から登山道が有る。
車が10台位は止められる広場から登山道に入り、しばらく登ると、
まもなく華法窟の岩門が現れる。詳しい由来は知らないが、誰かの
手で掘られた岩門だ。
 県境にある石柱
岩門を過ぎて40分ほどで岳滅鬼峠の十字路にさしかかる。
ここは大分県と福岡県の県境で、写真の石柱に從是北豊前小倉領
と刻まれている。昔の峠道であったのだろう。ここを左に折れて、山頂
を目指す。
 最初の展望岩
領境の峠からしばらく登ると、展望の開けた岩場がある。
日田市内は見えないが、東の方の山々が見え、足下には中山林道
と、登山口まで乗ってきた車が小さく見える。
 岳滅鬼山頂
日田市からのコースで、最初に山頂らしきピークに到達する。
登頂記念などの木札が下がっているので、ここが山頂だと勘違いし
そうだが、10mほど先へ下り始めると、岳滅鬼山頂はこの先と言う
標識が草の影に隠れている。少し下って、再度登るとそこが間違い
なく岳滅鬼山頂だ。ツクシシャクナゲが群生し、ナナカマド、トガ、ブ
ナ、クマシデ、ドウダンなどが混じった自然林に囲まれている。
山頂から反対側へ下れば、宝珠山林道を経由して、筑前岩屋へ着
く。
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