森ノ元遺跡

15森ノ元遺跡
所在地     大字東有田字森ノ元3310−1他
調査期間    970110〜970130
開発面積    30,OOOu
調査而積    150u
調査費     国庫補助
遺跡の時代   中世
遺跡の種類   集落跡
担当者     永田裕久・森山敬一郎

調査の慨要
遺跡は日田盆地の東部、有田川の支流である求来里川左岸に広がる沖積地に位置
している。遺跡の周辺には、古墳時代の住居跡・古代の掘立柱建物・土坑墓の碓認
された馬形遺跡や有田塚ケ原古墳・中世墳墓が認められた尾漕遺跡等が点在している。

試掘調査は、開発面積約30,OOOuのなかに15本のトレンチを設定し調査を
行った。結果、約30cmで2枚の水田層が確認されたが時期については不明である。
遺構については、開発予定区域の西端にあたる沖積地で柱穴・土坑・溝等の遺構が
碓認された。遺物から中世の時期のものと思われる。(文責永田)

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