「日田祇園祭(ひたぎおんえ)」

**日田の文化財,遺跡シリーズNO.22 ** 

*「日田祇園祭(ひたぎおんえ)」:昭和五九年三月三十日 県無形民族文化財指定

 祇園会(ぎおんえ)は夏越し祭で,疫病,風水害を払い安泰を祈念する行事である. 神輿(みこし)洗いから始まり,勇壮な山鉾巡行(やまぼこじゅんこう)で高潮に達する  祇園社は日田の各地に祀(まつ)られており,正徳四年(1714)頃から,隈,豆田 で本格的な曵き山がつくられるようになり,祭が盛大になった.

かっては高さ10数メートルに及ぶ豪華な山鉾であったが,明治末から現在のようになり ,今は隈二基,竹田二基が神輿巡幸に供奉する.

山鉾背面を飾る見送りは,豆田に保存されているものもあわせて十二枚,華麗な天領文化 をしのばせる.

 山鉾の台で奏される祇園囃子(ぎおんばやし)は,文化末年(1817)頃,代官所 の目明(めあかし)小山徳太郎によって創(はじ)められたという.

民間の俗謡などをもとにして,三味線,笛,太鼓にのせ,独特の旋律と情緒をかなでる. 尚,今年平成二年は,豆田地区四基の山鉾の復活と隈地区の一基の十メートル山鉾の復活 がおこなわれた.

祇園に関する展示物は,市内の隈にある祇園山鉾会館に常時展示されている.

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