「草野家住宅」

**日田の文化財,遺跡シリーズNO.42 ** 

*「草野家住宅」:豆田町 草野義人氏所有

        :昭和59年3月14日 市有形文化財指定

木造瓦葺切妻屋根,平屋一部二階建て.間口15間,奥行き14.5間,土蔵4棟を含む 草野家は筑後から移って来て,寛永18年(1641)には豆田に住んだ.

元禄の頃(1688−1704)現在地に居を構えた.

製蝋業(せいろうぎょう)などを営みながら,御用達,庄屋などもつとめた豪商である. 享保雛など多くの雛人形,製蝋具そのほか什器等を所蔵する.

元禄の建物は明和9年(1772)の大火で殆ど焼失したが,この時残ったのが現在の  「上の間」(うえのま)二室である.

この後直ちに今の主屋がつくられ,さらに奥座敷が文化,文政の頃(1804−30)に 建てられた.

いずれも質が高く風格のある建築であるが,とくにひときわ目立つ主夜大屋根妻のナマコ 壁は,天領であった豆田の象徴ともなっている.

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