**日田の文化財,遺跡シリーズNO.10 **
*「石 人(せきじん)」:銭渕町(陣ケ原):稲尾 彰氏所有
:昭和39年2月21日 県有形文化財指定
この石人は,筑紫の豪族磐井氏の古墳岩戸山から移されたものである.
二基あり,一基は扁平石人で,他の一基は甲胄を模した円体石人である.
扁平石人は現在四つの部分からなる.最上段は,表面に人面を,裏面に,矢六本を刻し
,朱で彩色しめた,高さ45CMの胴部までの石人で,この部分だけが岩戸山古墳のもの
下の三段は後補で,脚部に当たる部分74CM,碑文石45CM,土台の自然石
31CMである.円体石人は,総高1,89M,横幅最大84CM,厚さ36CMである
天保年間(1830−44),久留米の有馬侯が僧大含に石人一基を贈り,後年更に大
含から山田元輔に贈られ,元輔の弟,可祐がこれを鏡坂に安置した.その後,高瀬の銭渕
に移され,戦後また現在地に移された.
銘文は広瀬淡窓と青村の撰,書は青村である.
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