「須恵器子持高坏(すえきこもちたかつき)」

**日田の文化財,遺跡シリーズNO.27 ** 



*「須恵器子持高坏(すえきこもちたかつき)」 吹上町 武内和彦氏蔵

                   :昭和58年7月13日 市有形文化財指定

 須恵器は古墳時代中期以降の土器で,ゆうをかけずに焼き,灰黒色に固くしまっている この高坏は坏部の中央に一個,周縁に7個の,蓋のある小型の坏をつけた,いわゆる子持 ち土器である.

脚部は上下3段に区切り,4面に長方形の透かし穴をあけている.

高さ33CM,坏ぶ径27CM底部径19CM.坏としては大ぶりで,簡素ななかにも力 強いすぐれた作りである.祭祀用であろう.

 この高坏は昭和初期,北友田横穴墳から発見されたといわれ,200基に近いと思われ るこの大横穴群がほとんど消滅した現在,貴重な遺物である.

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