掛け軸 書 篠崎小竹 1 

豊後の医師の子として大坂に生まれる。 9歳で篠崎三島について古文辞学を学び、 その養子となる。 のち尾藤二洲、古賀精里につき朱子学を学ぶ。 仕官を好まず大坂で家塾を継ぎ頼山陽、 田能村竹田など多くの文人と親交を結ぶ。 詩書に優れ書籍を刊行する者は小竹に序、 題、跋等の文章を求めるものが多かった。 篆刻も得意とした。