掛け軸 書 清浦奎吾 1

肥後藩の僧侶の家に生まれる。豊後日田の咸宜園で漢学を学ぶ。 日田県知事が埼玉県知事に転出したのを頼り埼玉の小学校校長、 県史員を経て司法省に出仕。 内務省大書記官、警保局長、司法次官など歴任。警保局長時代に 山県有朋内務大臣の下で法案作成に参画。山県系官僚政治家の 中心人物で松方正義内閣、山県内閣の法相、桂太郎内閣では 農商務相、法相、内相を務めた。貴族院の勅撰議員、 枢密院議長のち内閣を組閣した。   昭和17年没    享年91