掛け軸 書 佐久間象山 1

文化8年 松代藩の下級武士の子として生まれる。 江戸で佐藤一斎に朱子学を学ぶ。私塾『象山書院』を 開き儒学を教える。 松代藩主が老中になると藩主から洋学を学ぶように 命じられて江川太郎左衛門に兵学を学ぶ。 江川や高橋秋帆の技術を取り入れ大砲の鋳造に成功。 それ以降西洋の学問そのものに関心を寄せる。 ペリーが来航すると門弟の吉田松陰が密航を企て 失敗するという事件が起こる。 象山も連座して伝馬町に入獄させられる。 元治元年、一橋慶喜に招かれて上京し、 慶喜に公武合体と開国論を説く、為に尊皇攘夷派に 狙われ7月11日に暗殺される。 享年54