掛け軸 達磨図 富岡鉄斎

天保7年京都に生まれる。日本最後の文人画家。 京都に住し詩文に通じ書を能くした。 生涯多作(小品の含めて二万点以上といわれる)で、晩年にいたって水墨、彩色のいずれに於いても独創的な様式を生み出し近代日本の芸術家としても傑出する。 洋画家の梅原龍三郎は将来の美術史に残る作家として 豊臣・徳川期の宗達、光琳、乾山、大雅、数人の浮世絵作家と明治大正期は鉄斎の名のみを上げている。