なりたい自分になる方法

「なりたい自分になる100の方法」を書いた中山庸子さんがTVに、でていました。
主婦、プロのイラストレター、母の3役をこなしておられるパワーあふれる魅力的な人でした。
実はその本、最近の自己啓発本の中の一つだそうですが、まだ読んではいません。
(昨夜、本屋で目にはしたのですが、我が愛する浅見光彦ちゃんの文庫本の方を買いまして、
中山さんごめんなさい。)
この本は、自分の夢(プロのイラストレター)をかなえるために、どうしたかを書いてある、
いわば彼女が実践した方法です。
なかなか役に立ちそうな生活の知恵なんかも書かれてあり、
私もぜひ読まなくってはと思った次第ですが・・

彼女は、夢についてこう言っています。
夢は、「芋的夢と菜っ葉的夢」2通り持つことを勧めます。
芋的夢って言うのは、芋がすぐには煮えないように弱火でじっくり煮る(?)夢、
菜っ葉的夢は反対にサーっと強火で出来上がる夢。
なんだかすごい喩えだなーって思ったんですけどわかりやっすいって思いません?
ぱっとかなう夢をアクセントに、大きな夢はこつこつがんばって実現へって言う事ですよね。

だけど私は、ここでふと考え込んでしまったのです。
私の夢ってなんだろう、気がつくと自分の夢が見えない。なにがしたいって聞かれたら、
「・・・がしたい」と答えますが、現実にかなうとは思っていません。
本当の夢物語だろうと感じつつ、寂しく言っていたような気がします。
「だって、家族が・・」「だって時間が・・」という言い訳(?)付きで。
でもそれは、現実を変えようとしない私の怠慢なのかもしれないな、
そう思いました。

和田アキコさんと古舘さんが司会をやる「しあわせ家族計画」って言う
番組見たことがありますか?
家族の夢の実現のためにお父さんが与えられた課題をがんばって、
やり遂げれば、家族が希望した300万円相当プレゼントがもらえるってやつ。
あれを見ていて思うんですが、お母さんの夢って、いつも安いものか、
または家族で旅行とか、自分より家族なんですよね。
お母さんのための夢の実現に家族が加勢するって言うのを聞いたことない。
お母さんはのどから手が出るほど欲しい物があっても我慢するんです。
普通はこうですよね。家族が表で、自分は裏。
そのうちに、自分の夢も忘れていくのではないかしら。家族の夢のためにね。

だけど夢をかなえるために努力すれば、たとえお母さんでも、
妻でもできるんだってことを中山さんは示してくれました。

そういえば・・・田部井さん(女性登山家)がTVで昔言ってらしたことが、
急に思いだされました。
それは「山に登るために、日常は倹約しないといけないので
知り合いの野菜屋さんからレタスの葉っぱの外側だとか本当は
捨てるところをもらってきて食べる」っていうの。
私はそれを聞いたときは、「えーそこまでやる?」って思ったの。
(田部井さんにとっては、夢のためなら
苦労じゃないってことか!)協力する家族も大変ですよね。
下手すると家族から、総スカンをされそう。
「何でお母さんのために私たちが犠牲にならないといけないの!」ってね。
家の娘なら絶対言うね!

「妻の夢の実現のために」って、協力を惜しまない向井さん(宇宙飛行士)や田部井さんの
旦那さんみたいな人と結婚すればよかったなんて(これは冗談ですが)。
初めからそんないい家族なんていませんから、喜んで支えてくれるようになるまでの
努力は大変でしょう。
これが私にとっては、一番の難題かもしれません。
でも一度「私、こんなことがしたいんよ」って、主人や家族に言ってみよう。どう出るかな、
無関心かな、それとも理解をしてくれるかな。
主婦が夢を追いかけるということは、家族の協力無しにはできないことですが、
夢を持って生き生きしているお母さんの方が子どもや旦那さんは幸せよね・・・・
と勝手に決め込むことにしました。
私の夢は「・・です」。だから「こうやっているんです」そう言えるように私も、がんばろう。


なりたい自分になろうと努力中!

本当になりたい自分にまだなれてません。どういう自分になりたいのかも
まだつかめてないのかも知れません、いまだに1歩がでないでいます。