ここのところ、ｅメールが来るのが待ちどうしい日々を送っています。
インターネットを通じて､知り合いになった人とｅメールの交換をしているのです。
「ぷっ！いい歳こいて、ｅメール交換だって！」と言う声が聞こえてきそうですが。
文通始めたばっかしの中学生がポストを覗いてみるように、
日にいくどとなくメールチェック。
そして受信トレイの中にお目当てのメールを見つけたとき、
私の目には、お星様がきらきら輝いているに違いありません。

考えてみれば、逢った事も無ければ、声を聞いたことも無い、
ただ数行のｅメールでつながっているだけ。
実体の無い、無関係の関係（？）かな。
でも私は、このｅメールに癒されているのです。

毎日、やってもやっても､果てしなく続くように見える仕事。
何もできない自分への焦り、
思うようにならないストレス、イライラ。

そんな時､友達から教えてもらったのが｢美穂の旅」って言うサイト。

私の「分身」が世界中を旅行してまわり、旅先から､ｅメールをくれるのです。
勿論、架空の旅であり、どこかの大型コンピューターで私宛のｅメールが作成され、
送られてくるのでしょう。
その私の「分身」が旅先で出会った
（もちろん本当に出会うはずは無いのですが）人（本物の人間）から、
ｅメールをいただき、そこから始まったｅメール交換なのです。
最初は、｢これは本当の人間なのかな」って思っていました。

子どもがゲームにはまって､現実とバーチャルな世界を混同して・・
ってよく言ってますよね。
あのことを思い出して、私も､インターネットにはまりすぎて現実と仮想世界が
ごっちゃになったんではないかと思ったりしました｡

だから、最初にｅメールの返事がきたときは、感激ものでした。
本当にｅメールの向うに、人がいるのだ（？）。
メールを読んで返事を書いてくれる人がいるんだ！ってね。

なんてことは無いおしゃべりのｅメール、最近読んだ本のこと、子どもの事。
ふるさとの紹介、時には、ちょっと社会問題なんかも、
いやなことがあり、落ち込んでいても
書いているうちにだんだん、自分が開放されていくような気がするのです。
返事のｅメールにちょっと励まされたり、誉められたりして元気を取り戻すのです｡

メールの中では、私は、現実の自分よりちょっとかわいくなったり、
思いやりがあたっり、と不思議な現象が起きます｡

決して、自分を飾ろうとか、相手に良く思われたいとか考えて書いているわけではないのです。

きっと、私が本来の私を取り戻したのだろう（？）って、
自分で納得しているのですが・・・
なにっ、単なる自己満足ってか！
まーそれでもいいでしょう。
何はともあれ、とっても楽しい私です。


メール関係は継続中？

美穂の旅で知り合ったメール友達とは中にはメールこなくなった人もいますが、
未だに続いている人２名・・・・６月にメール関係１周年のおめでたいメールを
交換しました！メルマガを通じて知り合った人も出来ましたし、毎日のメールチェックは
今でも、「お目眼きらきら」でやってます。