デイ・サービス

今年も残り少なくなってきました。
メルマガも今年最後の発行です。
今年はしょっぱなから母の入院、初の海外旅行、それから息子の病気、
末娘の大学受験と我が家ではいろんな事があり、あっという間の一年でした。
結果だけで言うと、母も息子も今では元気になっていますし、
娘も無事に合格通知を頂きましたし、結果オーライで、まあまあ良い年でした・・
息子に関しましてはいろんな方からお見舞いのメールを頂きました。
おかげさまで麻痺もほとんど残っておらず、また元気に剣道をやってます
本当にありがとうございました。

ところで、今年は50歳の大台に乗るという事で、心には秘めた決意がありました。
(チョッとおおげさですが・・・) グダグダ不満ばかり言ってないで、先ずはやってみよう、
みてみよう、自分自身が 変わらなきゃ!って。
(家族にチョッとだけわがままを許してもらってね。)
また、自分自身の老後についても、子どもの世話にならず、住まいも、暮らし方も
自分らしい老後、その形がだんだんわかりかけてきました。

福祉マンションなどの住まい手の生活を支援するワーカーズ・コレクティブや、
ワークグループの仕事に興味のあった私は (だって、これなら私にだって出来そうじゃん!
と単純な動機からなんですが)
http://www.hita.ne.jp/~katatumuri/ の母の入院を参照)
介護保険の適用ではない老人の生活を支援をする「有償ボランティア」を市が
募集していることを知り早速登録しました。 「住民参加型在宅福祉サービス」と言うのです。

ネットの仲間からは「だいたい、ボランティアなのに有償だって言うの はおかしい」などと言われましたが、
最近はこういう形式が多く 協力をする方もされる方も同等の立場になれると言うメリットがあるのだそうです。
もし、この事業がうまく機能し始めれば地域のお年よりの支援と言う仕事が主婦の
就業に繋がるかもしれない・・そう思うんですがね、でも賃金はパートより安いよね。

で、私はその関係で10月から「生き生きディサービス」の補助員として
毎月2回だけですがボランティアに行っています。
「生き生きディサービス」は介護保険の対象ではないお年よりを、 週2回地域の公民館などに招き、
一緒に過ごすと言うものです。 家で一人ぼっちになりがちな人に、
仲間作りや生きがいを持っていただこうと 言うのが目的らしい・・・
ボランティアは指導者と補助員2名、計3名でお世話をします。

毎回何をするかは指導者が(お年よりの希望などを聞いたりして)決めるんですが・・・
お年よりから積極的にこれがしたいとは言われませんねー
元気と言ってもいろんな方がいらっしゃって個人差がありますし みんなが出来て、
みんなが喜んでくれる活動を思いつくのは大変です。 結局、歌を歌ったりゲームをしたり、
工作したり、おしゃべりしたり・・・
いまのところ、指導者が先生みたいな感じで悪く言えば「幼稚園」(いや老稚園?)

別にボケているわけじゃないし、ごくごく普通のおばあちゃんたちです。
だから、こういうのは結構抵抗あるんじゃなかろうかと私は個人的に思うんですが・・
でもね、ディサービスに来られるお年寄りはどこそこ不自由になって
精神的にも寂しくただ一緒に話しするだけでいいと思ってらっしゃるみたいです。
で、毎週2回会ううちに、知らなかった同士でもお友達になり、来てないと 互いの事を心配したりと、
ディサービスは小さなお年よりのサロンとなっています。

何かをすると言う事は問題じゃなく、こうやってお互いに会う事が一番大事なのかなー そう思ったりします。
私達がこれから迎える高齢社会では「お互い孤老にならないために」 生きがいや世代間交流の場作りや、
相互の情報拠点として シニアネット(シニアのためのシニアによるネットワーク作り)の事
もっと真剣 に考えなくてはと行くたびにそう思ってしまうのです。

えひめ丸、ハンセン病の問題を取り上げた時には要請メール運動に 参加させていただきました。
とかくメールやインターネットはバーチャルなものと
(最近では特に出会い系が話題になり危ないものという風に思われてますよね
それはとても残念な事だと思うのですが・・)軽く思ってたのですが、
そうじゃない社会的に意見を言う場でも有るんだーと改めて思いました。
(きわめて微力かも知れませんが)

娘の受験のこともあり時事問題にも関心を持つようになりました。
特に「RAWA」の人とあってお話を聞いたことやアフガニスタンの事などを
知るにつけ私達が平和について、自分の国について無感動になりすぎている と思いました。
日本っていう国のことも良く知らなかったし・・・
そう思ってみてみるとWEBの中は時事問題、社会問題を解説したサイトが多くあり
勉強できると言う発見もありました。

今年も悲しい事件や事故がたくさんありました。
9月11日のアメリカでの自爆テロはとうとう報復戦争まで起こしてしまいましたし
この世の中何が起こるかわからない、たぶん安全だろうは通用しないって言うのを 痛感しました。
いま、日本でも奄美大島沖で沈没した不審船の事件は不安です。 この先どういった展開になるのでしょう?
私達が無頓着にむさぼっている平和がこれからずーっと続くと言う保証は どこにもないのです。
来年はいったいどんな事が起こるんだろう。 いまは、ひたすら良い年であることを祈るばかりです。

いろんな事に首を突っ込みがやがやと書き綴ったメールマガジンでしたが
これを書くという事でずいぶん自分自身が成長(?)したんじゃないかなー と思ってます。
1年間、ご購読ありがとうございました。 来年もよろしくおねがいたします。
皆様良いお年をお迎えください。

メルマガに寄せられたコメント

2001/12/27 21:35:58 marie143 さん 来年も期待しています。(^_^)