この映画が封切りされるなり、欧米で絶賛を受けました。
    その映画とは、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏による地球温暖化の危機を描いた
    ドキュメンタリー映画なのです。
    この映画「不都合な真実」は、以下の三点を指摘しております。
 @ 地球温暖化現象を事実だと科学的に立証し、長期に渡るデーターと世界各地の実写フィルム
    で証明しています。
 A このまま放置すれば、将来壊滅的な状況を招くことは必至でしょう。この将来とは貴方の子供
    たちか孫が体験するかもしれない、近い将来を指しているのかも知れません。
 B この事実を私達一人一人が認識し、環境を最優先課題に考えるべきではないでしょうか。
   
日田市は地球環境を念頭にすえた環境都市日本一を目指しております。
私達はこの映画を一人でも多くの日田市民の方へ観ていただきたいと考え、
映画館シネマテークリベルテさんのご協力を得、日田市の協賛や各方面の
後援をいただき、日田市民会館での上映が決定いたしました。
日  時 平成19年 6月3日(日)
昼夜二回上映 《昼の部 午後2時》 《夜の部 午後7時》 
会  場 日田市民会館 日田市中央1丁目4-21
入 場 料 大人1,000円  中高生500円
主  催 ”不都合な真実”日田上映実行委員会
委員長 武内 TEL 0973-22-1339
事務局 中野 TEL 0973-22-6663
      E-mail futsugou@bmw.gr.jp
共  催 日田市、NPO ひた水環境ネットワーク、 日田 リベルテ、
ひたインターネット協議会、 日田市民環境会議、
地球ファンクラブ、 日田市女性団体連絡協議会
後援団体 日田市教育委員会、 大分県地球温暖化防止活動推進
センター、玖珠町、九重町
前売り券 鑑賞ご希望の方は、下記の発売所で前売り券をご購入下
さい。 (発売開始は4月11日です)
日田市役所環境課、日田市民会館、日田市中央公民館
天瀬・大山・前津江・中津江・上津江 各振興局
日田観光協会、日田市商工会議所、日田リベルテ
市内各高等学校、他共催団体、又は上記事務局へ
  ※ 前売り券販売は好調につき、近日中に売り切れます。
この催しに携わる方達には、100%ボランティアにてご協力頂いております。
地球温暖化によってシベリアやアラスカの万年凍土が溶け始め、多くの樹木が傾き、建物も傾き始めている。
このツンドラ地域には700億トンもの炭素がため込まれており、これは人為的に排出される年間排出量の10倍もの
炭素に等しく、永久凍土が溶けることによる被害は計り知れない。これを「環境の崩落であり、それは気候の温暖化
に関連している」と、ロシア科学者の中でも第一人者であるトムスク州立大学のセルケイ・キルボーチンは言う。
更に地球温暖化現象は北極や南極の棚氷を溶かし、アラスカやアフリカや南米パタゴニアの氷河をも溶かし始めて
いる。北極と南極の大きな違いは、北極は北極海に浮いており、南極は大陸の上にある。北極の氷冠は1970年代
以降、面積も厚さもすごい勢いで減少している。私たちがこれまでどおりのやり方を変えないなら、毎年夏には北極
の氷冠はまったく消えてしまうことになるという研究もある。現在、北極は地球を冷やすうえで重要な役割を果たして
いる。この氷冠の消失を阻止することは、私たちが何よりも先にやらねばならないことだ。
北極の氷冠がこれほどあっと言う間に溶けているのはなぜだろうか? 先ず第1の理由は、先ほども述べたとおり
北極は北極海に浮いているため、氷冠が南極の氷冠に比べてずっと薄いことである。第2の理由は、氷の一部が
溶けるとすぐに、太陽から吸収する熱の量が大きく変わることだ。氷は差し込んでくる太陽放射のほとんどを、まる
で大きな鏡のように反射する。一方、氷のない海面は、太陽熱のほとんどを吸収してしまう。すると、水温が上がる
ので、その付近の氷のへりがさらに溶けやすくなる。これは、科学者が言うところの「自己強化型フィードバック」の
1つの例であり、今まさに北極海で起こりつつあるのだ。
一方南極には、東南極と西南極が分けられ、西南極の氷床は、島の頂きに立てかけられたような状態なのだ。
この特殊な地質は、2つの理由で重要である。第1に、その重みは陸地に乗っているということだ。そのために、浮い
ている氷と違って、その氷の塊の分だけ海水が減っているわけではない。つまり、この氷の塊が溶けたり、島とつな
がっている部分から外れて海中に滑り落ちたりしてしまうと、世界中で海水面が6メートル上昇することになる。
第2に、この氷床の下の大部分を海が流れていることだ。科学者は、海水温が上がるにつれて氷床の底側に憂慮
すべき重大な構造上の変化が起こっていると記録している。
年々縮小する南米アルゼンチンの氷河 (昨年11月に小生が撮影)
しかし、だからといって私たち個人で何が出来る? こういう事は何処かの誰かがやってくれるだろう。
私たち個人レベルで何が出来るというのだ・・・と、多分大方の人はまずこう思うでしょう。
実は多くの企業にとってもこういう真実は確かに「不都合」なのかも知れません。そうするとそこここの政治家
にとっても大変不都合なのかもしれません。
でも、将来を見据えた企業は違います。エコ製品こそ、地球に優しい製品こそ、自然エネルギーを取り入れる
企業こそ、これからは伸びる企業になるのです。またそう言う社会にならなければならないのです。そしてそう
いう企業が増えつつあるのも事実です。
この映画を観るなら、“もう残された時間がない”ことがよく理解できるはずです。
だからこそ私たち個人がこの事実を知り、政治に反映させ、そう言う社会を作っていかなければならないのです。
だこら私たちが率先して、温室効果ガス削減に先ず以下のような項目に協力し、国内のCO2マイナス6%削減
に積極的に参加しようではありませんか。それこそ、子や孫へ奇麗な地球を残してあげる第一歩なのです。
冷房は28℃、暖房時の
室温は20℃にしよう
蛇口はこまめにしめよう
エコドライブをしよう エコ製品を選んで買おう
過剰包装を断ろう コンセントからこまめに抜
こう